MEIDNet: マルチモーダル生成AIによる材料の逆設計フレームワーク
MEIDNetは、結晶構造、電子状態(バンドギャップ)、熱力学的性質(生成エンタルピー)の3つの異なるモダリティを統合して学習する、マルチモーダルな材料逆設計フレームワークである。等変グラフニューラルネットワーク(EGNN)と対照学習を組み合わせることで、従来の学習手法よりも約60倍高い効率を実現し、潜在空間において0.96という極めて高い類似度での整列を達成した。このモデルを用いて低バンドギャップのペロブスカイト構造を生成した結果、既存のデータベースにない安定かつ新規な材料を13.6%という高い成功率(SUN率)で発見することに成功し、YbScSe₃やKTaSe₃といった有望な新物質を特定した。